タイヤ交換時期はいつ?走行距離や年数の目安は?ひび割れや溝も
タイヤの交換時期がいつ頃か自分で判断できますか?
タイヤの交換はディーラーなどにお任せという方が多いと思いますが、タイヤの交換時期は自分で判断できるものです。
タイヤの交換時期の判断の目安になるものは以下のキーワード。
ひび割れ(亀裂)、走行距離、スリップサイン(溝)、年数です。
順番に説明していきます。
また、悲惨な事故の映像も紹介していますので、心臓が弱い方やお子さんには見せないようにしてください。
タイヤの交換時期を判断できないと、動画の中のような事故を発生する可能性があります。
タイヤは命に関わります。しっかりと内容を理解して、あなたの車に乗る大切な命を守りましょう。
タイヤ交換時期はいつ?ひび割れで判断
タイヤはゴム製品ですので、時間が経てば必ず劣化します。
輪ゴムを想像してもらうとわかると思いますが、輪ゴムも時間が経つと、固くなったり、すぐにちぎれたりしますよね。
それと同じようにゴム製品であるタイヤも同様に劣化します。
劣化が進むとひび割れが発生します。
またその他にも使われ方によってもひび割れが発生します。
例えば、急発進・急加速やきついカーブ走行などタイヤに負荷がかかる走行はひび割れが発生しやすくなります。
以下のようにひび割れを起こしているタイヤは、タイヤ交換時期だと判斷しましょう。
タイヤの接地面に発生するひび割れと、タイヤの側面(サイドウォール)に発生するひび割れがあります。
↓タイヤ接地面のひび割れ
↓タイヤ側面(サイドウォール)のひび割れ
発生していたら交換しなければいけないのは、タイヤ側面のひび割れです。
タイヤ側面にひび割れがある状態でそのまま走行していると、タイヤが破損して大事故に繋がる可能性があります。
以下の動画はタイヤが破損したことによって大事故につながった映像がいくつかまとめられています。
本当に悲惨な映像もありますので、心臓が弱い方やお子さんには見せないようにお願いします。
タイヤ交換時期はいつ?走行距離で判断
一般的に5,000km走行するとタイヤが1m摩耗すると言われています。
※車種や使用環境によりばらつきます。
溝深さが3mmになったら交換すると考えると、
(8-3)X5,000=25,000km
したがって、走行距離にすると25,000km走ったところでタイヤ交換をした方が良いと言えます。
ただ、あくまで走行距離は目安で、実際の交換時期はタイヤのひび割れや溝深さを見て判斷します。
タイヤ交換時期はいつ?スリップサイン(溝)で判断
タイヤの溝にはスリップサインと呼ばれるタイヤの交換時期の目安になる印があります。
溝の深さは法律で1.6mm以上と決まっており、1.6mm以上の深さがないと車検に通ることができません。
新品のタイヤは溝深さが8mm程度あり、一般的なタイヤ交換時期の目安としては溝の深さ3mm以下です。
タイヤの性能が急激に落ちてくる溝深さは3.2mmとも言われています。
FF車の場合、基本的にはゼンリンのタイヤのほうが摩耗が進みやすいです。
そのため、溝の深さが前輪だけ浅いといった状態にならないように、前後のタイヤをローテンションさせることによってタイヤを長持ちさせることが可能です。
タイヤ交換時期はいつ?年数で判断
タイヤには製造された年月が必ず表示されています。
4桁の数字の後ろ2桁が製造した年を表し、前2桁が週を表わしています。上の例でいいうと、「2007年の12周目に作られたタイヤ」というおKとになります。
タイヤ交換時期は一般的に4~5年程度とされています。
以上、今回はタイヤの交換時期に関する判断材料(走行距離・年数の目安・ひび割れや溝)を紹介しました。
タイヤは一般の人でも簡単に確認することができますので、ディーラーや整備工場に任せっきりにならないように注意してください。

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