中古車購入注意点!走行距離や選び方のチェックポイントは?
車の購入は、『新車の購入』と『中古車の購入』に分かれます。
今回は、中古車購入の際の注意点に関して紹介していきます。
中古車を購入するのは、新車よりも安いからという理由が大半だと思います。
ある一定の割合で「この車じゃなきゃ嫌だ」というように、新車で販売されてない中古車を購入する方もいますが。
安く済ませたいという理由で中古車を購入したにも関わらず、中古車選びに失敗して新車よりも高くついてしまったという方もいます。
そのようなことを避けるために、今回の内容はチェックしておいてください。
中古車購入注意点:走行距離
走行距離が短い方が中古車の購入価格は安くなります。
そして、多くの方が5万km以下がの走行距離で中古車を探します。
この時に注意すべき走行距離は『5万km』と『10万km』です。
どういうことかと言いますと、この5万kmと10万kmの前後で大きく購入価格が変わってくるということです。
人間はキリの良い数字を判断基準に使うことが多く、走行距離が48,000kmなら購入を検討しても、53,000kmだと選択肢に入れないという状況が多く見られます。
中古車検索サイトなどで検索条件を入力するときも、5万kmと10万kmの部分で選択肢が切り替わる設定になっているサイトは多いです。
ですので、できるだけ走行距離を短い車を選びたいのは皆同じですが、少しだけ基準を広げるとお得な車が見つかる可能性が高くなります。
ですので、中古車を探す際は走行距離の範囲を広げることをおすすめします。
中古車購入注意点:記録簿(メンテナンスノート)
中古車購入時は記録簿(メンテナンスノート)がちゃんと保管してあって、なおかつしっかりメンテナンスしているという記録が残っているか確実にチェックしておきましょう。
先程、走行距離の話をしましたが、それよりもこちらの方が大事です。
しっかりメンテナンスを行っている車は、20万km、30万kmと走ることも可能です。
走行距離を確認して選択肢を絞った後は、しっかりメンテナンスされていた車なのかどうかを確認しましょう。
中古車業者の中にはメーターを改ざんしている業者もいます。これはいつの時代もなくならないでしょう。
※自動車メーカーで一括で走行距離を各車紐付けして管理するようになるかもしれませんが。(コマツの建設機械のように)
以下の様なメーター戻しの記事もあります。
→「メーター戻し」巧妙化 中古車詐欺、再燃の兆し(2015年11月18日)
このようにメーターを改ざんしている車も少なからずありますが、メンテナンスを定期的にしており、記録簿(メンテナンスノート)に記録が残っていれば改ざんしてもすぐにわかります。
ですので、定期的にメンテナンスを受けている車であれば、メーターの改ざんなどの不正が行われる可能性は減ります。
必ず中古車業者に記録簿(メンテナンスノート)を見せてもらうように依頼しましょう。
中古車購入注意点:ローン金利手数料
中古車購入時だけではなく、新車購入時も同じですが、車の価格だけでなくローンの金利手数料を含めた支払額で購入判断するようにしましょう。
中古車業者によってローンの金利手数料が異なったりします。
その場合、車の価格ではA店の方が安かったのに、ローンの金利手数料を含めたらB店の方が安かったとう状況になる可能性もあります。
中古車購入注意点:喫煙車or禁煙車
タバコを吸わない方の場合は、禁煙車を選びたいと思います。しかし、タバコの臭いは今の車内清掃技術である程度消すことが可能です。
そのため、タバコの臭いや見た目では分からなくても、シートやカーペットにはタバコのヤニなどの汚れが染み込んでいる可能性があります。
そのような時に判断の助けになるのは灰皿です。
禁煙車であれば灰皿はほとんど新品とかわらない状態です。もし、使用感があるのであれば喫煙車だったということになります。
以上、今回は
- 中古車購入注意点:走行距離
- 中古車購入注意点:記録簿(メンテナンスノート)
- 中古車購入注意点:ローン金利手数料
- 中古車購入注意点:喫煙車or禁煙車
について紹介しました。
見落としがちな項目もあると思いますので、中古車購入を考えている場合は参考にしてみてください。

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