車12ヶ月点検は義務?罰則や必要性は?自分で記録簿の項目を

12ヶ月点検でオイル交換

新車を購入すると1年後にディーラーからはがきが届きます。

「法定12ヶ月点検のご案内」

このはがきを受け取って思うことは、

「法定12ヶ月点検って書いてあるけど義務なの?」
「12ヶ月点検って費用はいくらかかるの?」

というような疑問だと思います。

実際に、Yahoo!知恵袋などにも12ヶ月点検に関する質問などが多数あります。
 

そこで今回は、

法定12ヶ月点検とは何なのか、義務や罰則、必要性、点検項目などに関して紹介します。



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自動車の12ヶ月点検は義務?罰則は?

「法定12ヶ月点検は必ず受けなければいけないのか?」と疑問を持つ方も多いですが、

「必ずしも受けなくても問題ありません。」とは言えません。なぜなら法律で決まっていますので義務ということになります。

しかし、実際は受けてない人が半分以上いるようですし、特に罰則はありません。

法律上、日常点検と同じ位置付けとなっています。
※多くの人が意識していないと思いますが、日常点検も法律で定められている義務です。

「日常点検」「12ヶ月点検」ともに道路運送車両法に必ず点検しなければならないと記載されています。

日常点検:道路運送車両法 第47条に記載
12ヶ月点検:道路運送車両法 第48条に記載

12ヶ月点検を受けることは義務ではありません

「12ヶ月点検をすること」は義務ですが、「12ヶ月点検を受けること」に関しては義務ではありません。

12ヶ月点検を受けなくても問題ありません。どういうことかと言いますと、

ディーラー、修理業者、ガソリンスタンド、個人など誰が点検しても問題ないということです。

12ヶ月点検の必要性は?

12ヶ月点検は法律で決まっており、義務ということを上で説明しましたが。

一旦、法律のことは忘れて^_^; 、その他の必要性を紹介します。

故障の早期発見

まず、点検をしておけば故障を早期発見できる可能性が高くなるということです。

これは当然と言えば当然ですよね。「あえて書くな!」と思われたかもしれませんm(__)m

メーカー保証

そして、12ヶ月点検をしないことにより、メーカー保証などを受けられなくなる可能性があるということです。こちらはユーザーにとって大きなことだと思います。

例えば、トヨタの場合ですと

一般保証:3年間(60,000kmまで)
特別保証:5年間(100,000kmまで)

などの保証がありますが、それらを「保証しない事項」として、メンテナンスノートに以下のような記載があります。
トヨタのメンテナンスノート
 
※クリックすると拡大ページが開きます。
5.保証しない事項

簡単に言うと、
「12ヶ月点検の未実施に起因する不具合があった場合は保証しません」ということです。

「点検をしてないから不具合は保証しません」という訳ではありません。

起因しているかどうかが問題です。

となると、12ヶ月点検に「どのような項目があるのか」が気になります。

点検項目に関しては、下の方の「12ヶ月点検を自分で!」の中で紹介します。

12ヶ月点検の費用

12ヶ月点検をディーラーにお願いすると当然費用がかかり、一般的に12ヶ月点検の費用は1万円~2万円程かかります。

私が過去に12ヶ月点検を受けた時の費用を紹介しますと、
12ヶ月点検の費用例

12ヶ月定期点検:9,072円
日常点検:2,484円
ウオッシャ液補充:486円
パーキングブレーキ調整:1,188円
 
合計13,230円でした。

※オイル交換代金もかかっていますが、
 20L分を事前に購入するリザーブ会員
 になっているため含めていません。

12ヶ月点検を自分で!記録簿の項目を確認

12ヶ月点検を自分で行なっている方は少なからずいます。

実際にどのような項目があるのか、自分でできるのかが気になりますよね。紹介します。

先程も紹介したトヨタのメンテナンスノートに項目が載っています。
点検整備方式の見方23
↑次に紹介するの点検整備方式に出てくる「●」が法律で決まっている点検項目になります。

「◆」もそうですが、今回はそれほど走行距離を走っていないものとして除外します。
 

点検整備方式24-25

点検整備方式26-27

点検整備方式28-29

点検整備方式30
 
以上のように、項目が決まっています。

少しわかりにくいと思いますので、以下に12ヶ月点検の列で「●」が付いている15項目を抜き出しました。

  • パワーステアリングのベルトの緩み及び損傷
  • ブレーキ・ペダルの遊び及び踏み込んだときの床板とのすき間
  • ブレーキのきき具合
  • 駐車ブレーキの引きしろ
  • 駐車ブレーキのきき具合
  • ブレーキホース及びパイプの漏れ、損傷及び取付状態
  • マスタ・シリンダ、ホイール・シリンダ及びディスクキャリパーの液漏れ
  • クラッチペダルの遊び及び切れたときの床板とのすき間
  • 点火時期
  • ディストリビューターのキャップの状態
  • バッテリターミナル部の接続状態
  • 排気の状態
  • エンジンの油漏れ
  • 冷却装置のファン・ベルトの緩み及び損傷
  • 冷却装置の水漏れ
  •  
    以上の15項目が、法律で決まっている点検項目になります。

    これらの点検項目を確認しながら、点検整備記録簿(メンテナンスレコード)にチェックしていけば点検完了です。
     

    先程、保証に関して説明した中で

    「12ヶ月点検の未実施に起因する不具合があった場合は保証しません」

    と書かれていましたが、

    この15項目を未実施だったことによる不具合が発生した場合は保証しないという訳です。

    普通に使っているくらいでは問題となる可能性は低いですが、おかしな使い方や、不具合品が取り付けられている可能性も少なからずあります。(本当に極々わずかの確率ですが)
     

    では、今回の記事のまとめです。

    • 12ヶ月点検は法律で決まっている義務。(日常点検含め)
    • 点検をしないことによる罰則はない。
    • 12ヶ月点検を受けている人は5割にも満たないと言われている。
    • 12ヶ月点検は誰が実施しても良い。
    • 点検未実施に起因する不具合は保証されない。

     

    以上、法定12ヶ月点検とは何なのか、義務や罰則、必要性、点検項目などに関して紹介しました。

    参考になれば幸いです。

     
     
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    最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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    4件のコメントがあります

    1. ジョン より:

      個人で点検した場合では、点検ステッカーは、貼らなくてもよいのでしょうか?
      もし、必要があるのならば、入手方法をご教授願いたいです。

    2. 管理人 より:

      ジョンさん、コメントありがとうございます。

      はい、個人で点検した場合は点検ステッカーは貼る必要はありません。点検ステッカーはディーラーや業者などで点検した場合に、そこのお店が貼るステッカーです。

      点検ステッカーを貼るのは義務ではありません。※逆に期限切れのステッカーを貼っている場合は、法律違反になりますので注意が必要です。

    3. 匿名 より:

      ありがとうございます、参考になりました!

    4. 感謝! より:

      まさに自分に必要なタイムリーな情報をありがとうございます!

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